ZDNETが「Windows XPが終わりに向かっていることを示す調査」と題するオピニオン記事を掲載しました：
世界最大のITソーシャル・ビジネス・ネットワークであるSpiceworksは、「Windows XPの廃止」に関する問題についての調査結果レポートを発表しました。
驚くべきことに、ITプロフェッショナルの76パーセントが、現在Windows XPを一部のデバイスにインストールしており、このうち36パーセントは、Windows XPが販売終了になった場合、他のシステムに切り替える予定です。
SpiceworksのVoice of ITのプログラム・マネージャーであるKathryn Pribish氏によると、「この統計は、Windows XPがリリースから12年を経て、いかに人気があるかを明確に示しています。今後4ヶ月の間に、ほとんどのITプロフェッショナルはXPベースのシステムの入れ替えに忙しくなるでしょうし、リソースに制約のあるIT部門に専門的なサービスやサポートを提供できるベンダーも忙しくなるでしょう。
ITプロフェッショナルはテクノロジーの最先端にいたいと思っていますが、自分の担当分野となると、とても古風になります。彼らは、一般の人々に新しいテクノロジーを使わせる前に、自分たち自身が新しいテクノロジーに慣れ親しんでいたいのです。
ウィンドウズ・ビスタは良い選択ではなかったので、より良いシステムを待っていました。ウィンドウズ7が登場したとき、その性能についてはまだ懐疑的な見方がありました。
Windows 7はその実力を証明しました。Windows 8とWindows 8.1は、市場に現れたばかりの子供たちで、すでに人気が出ています。
新しいシステムを導入する時期です。実は、ITプロフェッショナルは賢い切り替えのタイミングを逃しているのです。会社のコンピュータシステムをWindows 7に変えたいのであれば、1年半前が最適な時期だったのです。もし今Windows 7に変えたいのであれば、Windows 8がすでに登場し、多くのユーザーが自宅のコンピュータにこのシステムをインストールしているため、非常に不満なユーザーに遭遇するかもしれません。
多くのユーザーが個人用デバイスにWindows 8をインストールし、十二分に満足しているのですから、仕事でも同じ体験をしたいと思うのは当然のことです。
IT担当者が直面するジレンマの解決策は、ユーザーが自分のデバイスを職場に持ち込めるようにすることです。お察しの通り、自分のデバイスを職場に持ち込むことがこの問題に対する答えです。
最後の質問ですが、会社はどうやって全従業員に新しいOSを受け入れさせるのでしょうか？
答えは、その必要はありませんが、企業はウィンドウズXPにとどまる必要もありません。
さようなら、ウィンドウズXP。あなたは長年にわたって素晴らしいサービスを提供してくれました。今こそ、人生をやり過ごし、その名を歴史に刻む時です。
