1)Android非公式アプリショップにおける悪質アプリの割合が大幅に増加。前回のレポートでは、悪意のあるアプリの検出サンプル数は18551件で、そのうち2130件の悪意のあるアプリが検出・発見され、悪意のあるアプリの割合は11‰でした。今回のレポートでは、悪意のあるアプリの検出サンプル数は90811件で、そのうち3544件の悪意のあるアプリが検出・発見され、悪意のあるアプリの割合は3.9%となっています。
2)悪意のあるアプリの約30%がAndroid.Adware.Wapsウイルスに感染しています。このレポートでは、悪意のある動作を検出するために90,811のモバイルアプリサンプルを分析し、合計3,544の悪意のあるアプリを検出しました。そのうち24.7%の悪意のあるアプリがAndroid.Adware.Wapsウイルスに感染しています。
4)Android非公式アプリショップにおける不審アプリ比率は微減。今期報告された不審アプリ検出サンプル数は225,153件、そのうち不審アプリが検出・発見されたサンプル数は132,485件、不審アプリの割合は58.8%で、前期の63.6%から若干減少しています。なお、1つのモバイルアプリに複数の不審な動作が存在する可能性があり、今回検出された不審なアプリでは、合計423,091件の不審な動作が検出されています。
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