Red Hat Enterprise Linux は現在、10 年のライフサイクルで安定したツールとランタイムテクノロジを提供しており、今後も提供し続けます。開発者のニーズの変化に対応して、Red Hat Software Collections は、新しいリリース、アップデート、一般的に使用される動的言語の信頼できるバージョン、および 3 年間のライフサイクルを持つオープンソースデータベースへのアクセスを提供します。これにより、コミュニティ・プロジェクトをサポートしないことに伴う潜在的なリスクなしに、物理環境、仮想環境、およびクラウド環境における最新のプラットフォームのソフトウェア開発とデプロイメントを加速することが可能になります。
Red Hat Software Collections 1.0 には以下が含まれます:
1. Ruby 1.9.3、Rails 3.2.8、PHP 5.4、Python 3.3、2.7、Perl 5.16.3、node.js 0.10 など、最新の Web アプリケーション開発用の動的プログラミング言語。
2.MariaDB 5.5、MySQL 5.5、PostgreSQL 9.2などのランタイムデータベース。
Red Hat Enterprise Linux のサブスクリプションとデリバリー、およびサービス・レベル・アグリーメントにより、Red Hat Software Collections は物理、仮想、およびクラウド環境で使用できるコンポーネントを提供します。このため、Red Hat Software Collections は、アプリケーションの開発とデプロイにおいてより多くの選択肢と柔軟性を求める企業ユーザーにとって価値ある選択肢となります。Red Hat はまた、Red Hat Software Collections に含まれるコンポーネントを、Red Hat のオープンソース・プラットフォーム・アズ・ア・サービスである OpenShift とともに開発者にサービスとして提供します。複数のデプロイメント・オプションによるこのサポートにより、Red Hat の顧客はより大きな柔軟性を得ることができます。
レッドハットのプラットフォーム・ビジネス・ユニットのバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるジム・トッテン(Jim Totten)氏は、次のように述べています。Collections は、開発者が最新の Web アプリケーションで使用される Python、Ruby、MySQL、およびその他の言語とデータベースの最新かつ最も安定したバージョンを使用して、Red Hat Enterprise Linux サブスクリプションの完全な価値とエンタープライズグレードの品質を実現できるようにすることで、この相互排除に対処します。さらに、Red Hat Software Collections は MySQL の代替として MariaDB データベースを Red Hat Enterprise Linux サブスクライバに紹介します。